デザイン

【配色とフォント】
同じ配置のまま印象を
変えてみよう!

たまごしゃん@デザイナー

たまごしゃん@デザイナー

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【配色とフォント】同じ配置のまま印象を変えてみよう!

Webデザイナーとフロントエンジニアのたまごしゃんです。

グラフィックのデザインをしていると、「なんだか雰囲気が合わない」「もっとターゲットに合った印象を出したい」と思うことはありませんか?
そんなときに大きな力を発揮するのが配色とフォントです。レイアウト(配置)が同じでも、色や書体を変えるだけで「かわいい」「高級感がある」「シンプルで親しみやすい」といった印象がガラッと変わります。
今回は、同じバナーを題材に3つの異なる配色+フォントパターンを試してみました。

ぜひ「あなたならどの組み合わせを選ぶか?」を考えながら見てみてください。

目次

配色パターン3例
1.韓国風
2.大正ロマン風
3.北欧風
まとめ

配色パターン3例

1.韓国風

最近のトレンド感を意識したポップでフレッシュな配色です。

韓国風

◼︎色:
ピンク・ミントグリーン・レモンイエロー・白・黒
・ピンクやミントをアクセントに、白と黒で引き締める。
◼︎印象:
明るく若々しい、SNS映えする雰囲気。
◼︎使用フォント:
Calder
・ラインの入ったフォントを使用し、親しみやすさや遊び心をプラス。 ・ポップな配色との相性が良く、柔らかさを出してくれます。
◼︎向いている場面:
10〜20代をターゲットにしたコスメ、アパレルなど。

2.大正ロマン風

日本らしい落ち着きと高級感を感じさせる組み合わせです。

大正ロマン風

◼︎色:
ベージュ・朱色・深緑・金
・朱色を主役に、深緑や金をアクセントとして使用。背景にベージュを入れることで上品さを演出。
◼︎印象:
伝統的・高級・落ち着いた雰囲気。
◼︎使用フォント:
DNP 秀英にじみ初号明朝 Std
・上品で可読性の高い明朝体。横画の細さや縦画の力強さが和の雰囲気にマッチ。 ・「高級感」「信頼感」を与えたいデザインにぴったりです。
◼︎向いている場面:
和菓子や伝統工芸、ホテルや旅館など「和」を意識したプロモーション。

3.北欧風

ナチュラルで親しみやすい雰囲気を持つ配色です。

北欧風

◼︎色:
水色・レモンイエロー・オレンジ・ブルーグレーetc
・淡いブルーをベースにしつつ、オレンジやレモンイエローで温かみをプラス。
◼︎印象:
柔らかくナチュラル、安心感があり生活に溶け込むデザイン。
◼︎使用フォント:
DS-soyokaze
・丸みのある柔らかい書体で、やさしさや温もりを演出。 ・北欧デザインの柔らかさ・自然な配色と好相性。
◼︎向いている場面:
インテリア、家具、雑貨、ライフスタイル系のブランド。

まとめ

今回紹介したように、配置が同じでも「配色とフォント」を変えるだけでデザインの印象は大きく変わります。
どの組み合わせが正解というわけではなく、「誰に」「どんな目的で」届けたいかによって最適な選択は変わります。
次にデザインをするときは、レイアウトを考えるだけでなく配色とフォントを組み合わせて実験してみるのもおすすめです!
あなたはどの配色+フォントの組み合わせが一番好きでしたか?

最後まで閲覧いただきありがとうございました!